強迫性障害の映画「誰よりもつよく抱きしめて」

一人で映画を観に行きました。
今年の目標のひとつ「一人時間を楽しむ」です。(^-^)

映画は、強迫症(強迫性障害)をテーマにした「誰よりも強く抱きしめて」。

dareyorimo-movie.com

強迫性障害のひとつ「潔癖症」に苦しむ絵本作家のよしくんと、よしくんと一緒に住んでいる彼女の月ちゃん。
この二人を中心に物語が進みます。

強迫性障害の特徴が丁寧に描かれていて、「あーわかる!」がいっぱい。

・野菜を食器用洗剤で洗う(野菜は洗剤で洗えますが、必要以上に何度も洗っていました)
・手が荒れるほど手洗いを何度もする(してました)
・一度着た洋服は必ず洗濯(してました)
・雨が苦手(今も雨に濡れるのはとても嫌い)

よしくんは、「潔癖症」の症状が酷くて、大好きな月ちゃんの手を握ることも触れることもできなくなっていました。
わたしは、よしくんの症状ほど酷くはありませんでしたが、気持ちはよくわかります。

この病気の厄介なところは、周りの人を巻き込み、傷つけてしまうこと。
映画でもそこが描かれていました。

主人公のよしくんもですが、この病気になる人は優しい人が多いような気がします。
だから傷つけるつもりなんて全くないんです。
でも、症状が悪化すると周りを巻き込んでしまうので、結果的に傷つけてしまうことも。わたしも娘達を巻き込んでいました。

ワッフル+チョコソース+ホイップクリームは最高♪

映画の予告編を観たときは、号泣する映画だなって思ってハンカチを2枚持って行きましたが、使いませんでした。

映画を観ながらずっと思っていたのは「頑張れ!」

わたしも含め、頑張り過ぎてしまって強迫性障害になった人は多いかもしれません。
それでも、映画の中のよしくんに頑張って欲しかった。

この病気は・・・
自分で病気に気がつく。
自分で戦うことを選ぶ。
自分で折り合いをつけることを選ぶ。
自分で決める。(確認行為を2回に徹底するとか)
自分でしか治せない病気ではないかと感じているから・・・

じゃあ、周りにいる人たちは、家族や恋人や友人は何もできないの?というと、そうではないと思います。

誰かの優しさや、寄り添ってくれる温かさは、強迫性障害に負けっぱなしの自分に気がついて、戦う勇気になるから。

強迫症に支配されて身動きがとれないときは、気がつかないかもしれません。

でも・・・
そばにいてくれる人、話を聞いてくれる人、支えてくれる人、強迫性障害に付き合ってくれる人、その存在は知らないうちに力となっているから。

誰かが自分を想ってくれること。
自分が誰かを想うこと。

固まった心を動かすのは「想い」かもしれません・・・

この映画のラストシーンは、そう思っているわたしが納得できるものでした。

映画では、わたしが思うより短い時間でよい方向に向かっているように感じました。
人それぞれと思いますが、強迫性障害を克服したい、克服させたいと思うなら、長い目で焦らないことが大切かもしれません。

強迫性障害は、心の「焦り」という弱みを見逃しません。
逆に「焦り」を見せなければ、「強迫性障害という敵」は遠ざかるような気がするのです。

強迫症の記事が続きましたが、映画好きの方にも、強迫性障害という病気と関わっている人にも、公開されたばかりの映画ですのでお勧めしたくて記事にしました。(^-^)

 

映画では、病名を「強迫性障害」と表現していましたので、今回の記事は病名を「強迫症」ではなく、「強迫性障害」と書きました。「強迫症」「強迫性障害」どちらも同じ心の病気(OCD)です。

jibun-iyashi.hatenablog.com

ずっと好きな映画

好きな映画は何回観ても、また観たくなります。
10月に体調を崩して寝込んでいるとき、お気に入りの邦画をいくつか観ました。
振り返り記事にも書いています。

jibun-iyashi.hatenablog.com

 

その中のひとつ。
『蝶の眠り』

mikata-ent.com

10月に観たばかりですが、また観ました。
映画の中で流れるシューマンの『子供のためのアルバム Op.68「1.メロディ」』を久しぶりにピアノで弾きたくなりました。

小学生の頃に観た『毎度おさわがせします』から、ずっと好きでした。
ここ数日は「信じられない」とばかり言っています・・・

ご冥福をお祈りします。

2回観た映画

temahimeさんの記事を読み、気になっていた映画「PERFECT DAYS」を観に行きました。

1回目は夫と一緒で、1日に映画を2本観ました。
「PERFECT DAYS」→「ゴールデンカムイ」(ゴールデンカムイは夫の希望)
「ゴールデンカムイ」の闘うシーンが強烈すぎたので・・・(くまこ基準)

「PERFECT DAYS」をもう一度ゆっくり観たくなり、2回目は一人で観に行きました。

PERFECT DAYS

*記事にはあらすじが含まれます*

セリフが少ないのに2時間という長さを感じさせません。
感想や感じ方は、価値観や生き方、心の状態や環境で全然違うかも。
ブロガーさんが書いている感想の記事を読み比べるという楽しみ方もいいかも。

役所広司さん演じる平山の日常とその周りの人々の物語は、穏やかで優しく心に響き、美しい映像に癒やされました。

映画から届く心地よさと優しい切なさは、 迷ったとき、落ち込んだときに、きっとまた観たくなる癒やしの映画です。

主人公の平山の暮らしは、ガラケーだったりカセットテープだったり、昭和を思い出させますが、昭和が良かったから!と今の時代を拒否しているのではなく、自分にとって心地よいものだけを側に置いているように感じました。

わたしは、自分の心に大きく影響するニュースや情報には触れないようにしています。 世の中のことをよく知らず、世間の「今」に疎くなっていますが、主人公の平山の暮らしは、自分を守ることを最優先にしていいんだよと言ってくれているようでした。
世の中を知らなくても。世間の「今」についていけてなくても。 誰にも迷惑はかけていないから。

一緒に仕事をしているタカシから「結婚もしていなくて一人で寂しくないのか?」と問われた平山ですが、同じリズムで繰り返される毎日に孤独や寂しさは感じられません。 小さな喜びや幸せだけでなく、感情を揺さぶられるようなことが向こうから転がってくることもあるけれど、それは人との関わりや触れ合いがあるからこそ。
転がってきたそれを、優しく受け止める平山のような大きな心が持ちたいです。

平山の部屋にあるたくさんのカセットテープや本、育てている苗木と毎日の一瞬を写した写真。 心を満たしてくれるものは、人それぞれ。
わたしにとっては何だろう?と考えました。 これから見つけていけたらいいなと思うし、探すのを楽しみたい。

夫が、平山が臨時の寝床にした倉庫が過去を語っていたと言うので、2回目は倉庫に置いていある「もの」に注目。
確かに、小さなアパートの中に「過去」と「今」が分けられているかも。
人にはそれぞれ背負ってきたこと、置いてきたこと、何かしらの抱えていることがあるんですよね・・・

たくさんの気付きや、考えさせられることがありました。

わたしは一人の時間を自分のペースで静かに過ごすのが好きです。
気が置けない友人とたまに会うくらいがちょうどいい。
でもブログでは、読んだ本のことや、こんなことがあったよと伝えるのが楽しくて。
コメントでおしゃべりするのが好き。

自分が心地よく過ごせる場所と人と好きなことを大切にしたいです。

先のことばかり心配しないで、心地よい朝を迎えるために「今」を大切にしたいです。

 

temahimeさんの記事を読んで観に行きました。

temahime.hatenablog.com

公式サイトも素敵です。

何もかもがどこか遠い そしてこのぐらいが心地いい

この言葉、好きです。www.perfectdays-movie.jp

久しぶりにパンフレットを買いました。
この記事を公開したら、パンフレットをじっくり読もうと思います。

娘2号に映画をお勧めしました。
20代の2号の心にも響いたようです。
音楽や映像が良かったし、いろいろ考えながら観たとのこと。(^-^)
上映は今週までのところが多いようですが席は埋まっていて、年齢層は中高年が多く、20代に見えるのは3人くらいだったそうです。(*´艸`)

注意:ここからは全てネタバレです。

映画の中で気になったあれこれ

・時計はないの?
部屋に時計がなくても箒の音が目覚ましになり、本を読みながら自然と寝落ち。時間に追われなくていい方法ってあるのかもしれません。
玄関の腕時計は、休日だけ使うんですね。

・TVはないけど新聞は?
部屋にテレビがないのは分かりますが、新聞も取っていないと思います。 畳の掃除や、苗を包むのに使う為に、必要なときだけコンビニで買っているような気がします。

・無性にお酒が飲みたいときもあるよね!
いつものお疲れ様の1杯ではなくて。なんだか分からないけどモヤモヤしてお酒が飲みたくなるときってありますよね。(タバコもあった)そんな日があってもいいですよね。

・倉庫の中の過去
倉庫の中にはゴルフバックらしきものや、数個のキャリーケース、みかんの箱に詰め込まれた何かや使っていない?冷蔵庫。 振り返りたくない過去は見えないところに置いておくのもひとつの方法かも。

・時間が解決できないこともある
勝手気まま?厚かましい?職場の後輩(タカシ)のアレコレに巻き込まれたりしても、受け止めている平山なのに。妹の「父親に会って」は首を振っていたのが印象的でした。わたしにも、首を振るしかない相手がいます。家族でも無理なこともあるのです。自分を守るために・・・

・鍵!
平山は家を出るときに鍵をかけてないですよね?でも、二コちゃんがいるときは鍵をかけているのです。 気がついた方いますか?わたしは強迫症なので鍵は注目していました。(海外ドラマは毎回「鍵かけなくていいのか?」って思っています)

・11の物語
パトリシア・ハイスミスの「11の物語」をAmazonで注文しようとしたら、在庫切れでした。(映画の反響の大きさがわかりますね) 口コミを読んだら、わたしにはちょっと怖すぎて読めそうにないなと判断。 映画に出てきた音楽を聴いてみようと思います。

・大きな木
大きな木や緑が美しい映画でした。自然の癒やしの効果は科学が証明しているそうです。大きな木を眺めながら食べるサンドイッチが美味しそうでした。

・平山の暮らし
平山の暮らし方、生き方、いいなぁと思います。
大好きな映画『西の魔女が死んだ』のおばあさんの暮らしと、どこか繋がっている気がします。どちらも憧れの暮らしです。

jibun-iyashi.hatenablog.com

その笑顔だけを記憶に残しておきたい 〜リバー・フェニックス〜

リバー・フェニックス没後30年ということで、高校時代大好きだったリバーの映画を、久しぶりに観ました。

きっかけは、読者登録しているブログ 無人島シネマ さん
「マイ・プライベート・アイダホ」というリバーの映画の記事を読んだことです。

高校時代はリバー・フェニックス一色だったといっても過言でないくらい大好きで。

部屋にはリバーの大きなポスターを貼っていていました。
海外映画に興味を持つようになったも、リバーの影響は大きかったはず。

desertislandmovie.hatenablog.com

大好きだったのに、久しぶりになったのは・・・

リバーが亡くなった1993年10月31日。
わたしは短大生で、実習と就活と卒業に向けて大忙しでした。
リバーが亡くなったという信じられない事実は、かなり遅れて知りました。
そして、その死因は、20歳のわたしには信じたくないことであり、裏切られたような気持ちに・・・

就職し、一人暮らしをしながら社会人として必死に仕事をこなすうちに、リバーの存在は遠ざかっていき、いつの間にか忘れていきました。

ところが、約30年ぶりに「マイ・プライベート・アイダホ」を観て、リバーの笑顔にやられてしまったんですね〜。(笑)

せっかくなので、観た映画の順番に、感想というより30年ぶりのリバーへの大好き♡という想いを書いてみました。

マイ・プライベート・アイダホ

きちんとしたレビューは、是非!無人島シネマさんで読まれてください。
435. マイ・プライベート・アイダホ - 無人島シネマ

映画の中のリバーと再会したのは何十年ぶりでしょう。
懐かしいのはもちろんですが、何よりもリバーの美しさに釘付け!

プライベートでも親友だったキアヌ・リーブスとの共演です。
キアヌと言えば、今はジョン・ウィックを思い出す方が多いかもしれませんが、「マイ・プライベート・アイダホ」を観て欲しい!
若かりし頃のキアヌ・リーブスの美しさにも、やられました。(笑)

この映画は、リバーが亡くなった後?20代で観たような記憶です。
当時は正直なところ、映画の内容は「よくわからない」という印象でした。
1991年の映画で、わたしが観たのはその数年後ではありますが、その時代はLGBTという言葉も情報もなく、ピンと来なかったのだと思います。

今、観ると・・・
映画が伝えようとしていることに深く考えさせられるし、心に響くし、もどかしかったり、切なかったりします。
時代が映画に追いついたのかもしれません。

殺したいほどアイ・ラブ・ユー

リバー:ピザ屋で働くディーボ

コメディ映画。夫の浮気を知ったピザ屋の奥さんが、夫を殺そうと母親と計画します。その計画に呼ばれたディーボ(リバー)はピザ屋の店主の頭をピストルで撃ちます。

この映画でのリバーは、金髪の不揃いのロン毛にエスニックな服装がとっても似合ってる♪
リバーっておどおどした演技が上手なんですよね。(へたれ役というのかな?)
おどおどしたリバーが、かわいすぎる!
親友のキアヌ・リーブスがお馬鹿なジャンキー役で出演していますが、演技がうますぎて笑えます。(*´艸`)
映画を観ながら、キアヌはこの数年後に親友を失うなんて思いもしなかっただろうと、何度か闇に落ちそうになりましたが、映画自体が面白いので忘れさせてくれました。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

インディ・ジョーンズの少年時代をリバーが演じています。
映画の最初の方だけの短い出演ですが、大好きな場面なので、久しぶりにAmazonで観ました。
TVで何度も観ていますが、字幕で観たのは初めてかも。
盗賊に追われて崖を駆け降りるときの独特の走り方が、リバーらしくて好きなシーンです(笑)
父親に20まで数えろと言われ、数えていたら「ギリシャ語で」と言われて、しぶしぶギリシャ語で数え直す顔も好き♪

久しぶりに観た「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」は、あらすじは分かっていても、ドキドキ・ハラハラ楽しめました。

最後のエンドロールで、あの短いシーンだけ出演したリバーの名前ってどこにあるんだろうと、エンドロールでリバーの名前を探しました。
見つけた瞬間、もういない人なんだと思い知らされ、切なくなりました。

モスキート・コースト

随分昔に観たはずですが、内容をほとんど忘れていました。
モスキートコーストでハリソンフォードの息子役をしたから「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」でハリソンフォードの若い頃のオファーが来たのかなぁ。

ハリソンフォード演じる父親は、今で言う毒親で、自分の信じる生き方をする為に家族と共に全てを捨ててジャングルへ。
はじめこそ良かったものの、自己中心的な父親に振り回されるという内容です。

映画自体は、今見るとあまり面白いものではありませんでしたが、スタンド・バイ・ミーの頃に比べてすらっとしたリバーは美少年でした。
リバーの恋人として知っていたマーサ・プリンプトンは、モスキートコーストで共演していたんですね〜。
旅立ちのときの恋人役でもあったので、モスキートコーストからだとは知りませんでした。

スタンド・バイ・ミー

リバーのファンになったのは、「スタンド・バイ・ミー」を観たのがきっかけでした。
映画のビデオテープも購入して何度も見た映画ですが・・・
いったい何年ぶりにこの映画を観たでしょうか。リバーの没後30年なので、25年くらい観ていないのは間違いないです。

久しぶりに・・・50代になって観た「スタンド・バイ・ミー」は、10代の頃とは全く違う印象で、新鮮に心に響いてきました。
静かに、何か忘れかけていたことを教えてくれるように、心の奥底にじんわり残る映画でした。
この映画が名作であることと、「スタンド・バイ・ミー」でのリバーが大好きだったことを思い出させてくれました。

「スタンド・バイ・ミー」の挿入歌はどれも好きで、映画のサントラCDも持っていました。主題歌はピアノでもよく弾いていたなぁ。

旅立ちの時

リバー・フェニックスの映画の中で一番好きだったのが「旅立ちの時」でした。
映画のビデオを購入し、何度も観た映画ですが・・・
リバーが亡くなったあとは観ることもなく、ビデオは時代がDVDに変わった時に処分しました。

30年ぶりに観た「旅立ちの時」の内容は、なんとなく覚えている程度でしたが、鮮明に思い出したのはリバーの声!
「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」や「スタンド・バイ・ミー」で、リバーの声ってそう言えばこんな声だったなぁと思い出しましたが、「旅立ちの時」の声はハッキリと記憶に残っていて、一瞬で当時に戻って懐かしかったです。

リバーは、問題を抱える親の犠牲となって生きている青年ダニーを演じています。(リバーってそういう役が多い)

ジュリアード音楽院に入れる程のピアノの才能を持っているダニーなので、ピアノを弾くシーンがたくさんありますが、リバーが実際に弾いています。(音は違うけれど)
リバーはピアノが弾けたという情報がありますが、映画の為にかなり練習はしたと思います。
メガネをかけて、ピアノを弾くリバーは素敵です。

当時わたしは、主人公のダニーと同世代でしたので、ダニー目線で映画を観ていましたが、30年が過ぎた今は、ダニーの両親の目線でしか映画を観られませんでした。
子どもは親が思う以上に成長し、大人になっていく姿を見るのは、嬉しいけれど寂しくもあります。

いつかは子どもの手を離す時が来ると分かっているけれど、いざその時がくると戸惑ってしまうダニーの両親の気持ちもよく分かります。

家族で一緒にいるためには、FBIから逃げ続けなくてはならないし、家族の団結を乱すわけにはいかない。
でも、旅立ちの時はやって来るのです。

ダニーの父親のアーサーが、最後に息子に伝えた言葉。

みんな愛してるよ
自分の人生を生きるんだ ママや私のように
他人に左右されるな

23歳という若さでこの世を去ったリバーは、この言葉のように生きられたのかと思ってしまい、切なくなりました。

親の目線で観た「旅立ちの時」は、後半から涙が止まらなかったです。
最後にダニーの家族で歌う曲が流れますが、ジェームズ・テイラーの「ファイアー・アンド・レイン」という曲です。
ダニーのお母さんの誕生日で踊りながら歌う曲ですが、和訳を調べてみたら、誕生日に?と思う曲ではありますが、映画の字幕での訳はとても好きで、この曲も当時大好きでした。

ダニーとお母さんが連弾で弾く物悲しいピアノ曲も好きでよく弾いていました。曲名は不明です。

おわりに

ブログをやっていてよかったなぁと思うのは、偶然に読者登録したブログで、偶然に読んだ記事から、急に何かが動き出すことがあること。

リバーの死因については、ネットである程度知ることはできますが、その死因や、リバーの生い立ちについて詳しく知ることはやめておきます。

高校時代、朝目が覚めたら部屋に飾っているリバーのポスターが目に入っていました。
リバーの、はにかんだ笑顔から一日がスタートしていた高校三年間。
だから、その笑顔だけを永遠に記憶に残しておきたいのです。

約30年ぶりのリバー・フェニックスの笑顔は、変わらずに好きだと思えたし、今だからこそもう一度、リバーの映画をひとつずつ観ていくのもいいなと思うのです。

またファンに戻ってもいいよね。(〃▽〃)

映画の中の憧れの暮らし『西の魔女が死んだ』

夏休みも残り少しですね。

娘2号は小学生の頃、学校を休みがちでした。
夏休みの終わりが近づくと「学校へ行かなくてはならない」現実に、親子で情緒不安定になっていました。

なので、夏休みの終わりに親子で『西の魔女が死んだ』を必ず観ていました。

映画を観て答えが出るわけではありませんが、不思議と心が落ち着いてホッとします。

もし、9月からの学校に不安を抱えている人がいたら・・・
この映画、お勧めです。本もお勧めです。

今年は「憧れの暮らし」という目線で映画を観ました。
記事の内容は、穏やかに丁寧に暮らすおばあちゃんのことを書いています。

映画・西の魔女が死んだ

娘1号が小学生の頃。塾のテスト問題に出た『西の魔女が死んだ』を読んで気に入ったと言うので本を買ってあげました。

娘も私もこの本を気に入って、ボロボロになるほど繰り返し読んでいます。

本のイメージを壊したくなかったので、映画を観る気はありませんでしたが、偶然見た予告編が素敵だったので映画をレンタルしました。
原作のイメージそのものの世界が映画で描かれていて感動!

毎年夏休みに必ず一度観る映画になりました。

 

サンドイッチのレタスは叩きます

不登校になった中学生の まい が、一人で暮らしているおばあちゃん(イギリス人)の家に預けられた初夏の短い日々の物語です。

都会育ちの まい の暮らしとは全く違う、便利さとは遠い場所にある山の中のおばあちゃんの暮らし。

おばあちゃんの家を訪れた日、最初に出てお茶はミントティー。
庭のレタスとキンレンカ(ナスタチウム)を取ってきて、サンドイッチにします。
本でも映画でも有名なシーンです。

私はサンドイッチにレタスを挟むときは、おばあちゃんの真似をしてパンパンと叩いて挟んでいます。

庭にはハーブが咲いていて、小さな温室は鉢植えの植物が置いてあります。

ワイルドストロベリーをたくさん摘んでジャムを作る場面は憧れです。

ベランダのミント。虫の被害からやっと大きくなりました。
ミントウォーターをまた作っています。

おばあちゃんの暮らしは憧れ

映画を観るたび、本を読むたびに。
いつか「西の魔女が死んだ」に出てくるおばあちゃんの様に暮らしいたいなぁって思います。

家事を楽しむ姿は憧れ

山の季節に合わせた暮らしは忙しそうです。
家事に手間をかけ、時間をかけていても楽しそうに見えます。
ゆっくり暮らしを楽しむって憧れます。

静かな夜は縫い物をしてすごすおばあちゃん。
映画を観るたびに、手芸を始めたいなぁって思います。

チクチクと手縫いへの憧れ

おばあちゃんは、ナイトウエアをエプロンにリメイクするために、チクチクと手縫いをしています。
テーブルの上のコースターは、きっとおばあちゃんの手縫いです。

我が家の古いミシンが壊れたらどうしようと、使うたびに考えていましたが・・・
娘たちが大きくなってミシンの出番も減ったので。
壊れたら買いなおさず、おばあちゃんの様に手縫いで作ろうと思います。

庭のテラスで夜を過ごす憧れ

まい と おばあちゃんが、夜のテラスで話す場面があります。
我が家はマンションですが、いつかベランダにテーブルと椅子を置いて、夜空を見ながら過ごしたいなぁって思います。

夜中にお菓子には癒しの魔法

気持ちの沈んだ まい に、おばあちゃんがクッキーを部屋に運んできてくれます。
いつもなら絶対に食べない深夜に食べるクッキーはどんな言葉よりも心をホッとさせてくれる薬になるような気がします。

私もたまーにあります。
急に夜遅くお菓子を作りたくなること。

心が落ち着かない夜や、眠れない日は、夜中のお菓子作りは気が紛れるし、甘い匂いで気持ちが落ち着きます。

必ずしも手作りじゃなくていいと思います。
夜中のクッキーには、ホッとできる魔法の力があるのかなって思います。

たまにはそんな夜を誰かと過ごしたいです。

毎日のちょっとした変化を楽しむ

今の私の心に響くおばあちゃんの言葉。

毎日のちょっとした変化が楽しみなんです。
草木や庭の様子もね。
だから変化を前もって知る必要はありません。

映画『西の魔女が死んだ』より。

おばあちゃんは一人で暮らしていても、毎日のちょっとした変化を見つけて楽しんでいるんですね。
毎日を「同じことの繰り返し」と思ってしまったら、つまらない。
ちょっとした変化や小さな幸せを感じる心を持ち続けたいです。

仕事を辞めたときに言われた言葉。
「毎日暇じゃない?」「一日何して過ごしてるの?」
子どもが小さい頃は仕事をし、子供の手が離れて仕事を辞めた私は、周りと逆の道を進んでいるようで不安になった時もありました。

でも。
暮らしも生き方も、幸せの基準も。
誰が決めることでもないし、比べなくていい。

今でもたまに言われることがありますが。
気にしないようになりました。

この映画を観ると、今の自分を自信をもって好きになれるような気がします。

人は死んだらどうなるの?

この難しい質問に、おばあちゃんはちゃんと答えてくれています。
私はこれほど素晴らしい答えに出会ったことがありません。

いつか孫に尋ねられたら、一緒にこの映画を観ようと思います。

お題に参加するつもりで書いていましたが、映画の季節は初夏。
夏つ真っ盛りの映画ではなかったので、好きな映画としてご紹介させてもらいました。

大切な人に手紙を残すきっかけになった夏の映画

夏になると必ず観る映画があります。
今週のお題がピッタリだったので、参加させていただくことにしました。

映画・バースデーカード

10歳の時に病気で他界した母親から届くバースデーカード。
20歳まで毎年届くバースデーカードに込められた母の愛と、娘の紀子の成長が夏を舞台に描かれています。

実は、この映画が好きすぎて
この夏とうとうDVDを購入してしまいました
レンタル落ちDVDです。

↓↓あらすじはこちらから↓↓

www.toei.co.jp

日本の夏が散りばめられた優しい映画

娘の紀子の誕生日が「夏」なので、バースデーカードも「夏」に届きます。

映画の中に散りばめられた日本の夏の風景。

・夏祭と浴衣
・花火と屋台のたこ焼き
・夏の小豆島
・茶摘み
・同窓会とタイムカプセル
・坂を駆け下りた先に広がる海
・高校野球
・庭の向日葵
向日葵の花は、映画の中でメッセージを持って添えらえれています。

大切な人に言葉を残したいと思う

私には二人の娘がいるので、どうしても母親の目線で観てしまいます。

年に一度娘たちへ書く手紙

この映画を観て以来、私は年に一度、娘たちに手紙を書くようになりました。

手紙は娘たちには渡しません。
「ママに何かあった時に開ける場所」に入れています。

今年は自分の誕生日に書きました。

www.jibun-iyashi.com

年に一度手紙を書き直すのは、伝えたい事の基本は変わらないけれど、進学などで変わる暮らしの変化に合わせています

ラストレター

自分の死後に指定した人に手紙を届けてくれる「手紙寺」と「ラストレター」があることを知りました。

souzoku.asahi.com

私が娘たちに書いているのは、相続などの遺言書ではないのでラストレターに近いですね。

毎日一緒に暮らしている相手でも、伝えたいことを手紙に書き始めると、自分の中の「本当の気持ち」に気が付くことがあります。

手紙寺では、亡くなった故人へ書く「手紙参り」もあるそうです。

tegamidera.jp

私が思い描く供養のかたち

映画の中では、家の中に仏壇はありません。
以下、映画と現実は違うという見方を捨てて読んでいただけると嬉しいです。

家族が必ず通るダイニングの一角に、子どもたちの小さい頃の写真や家族写真と一緒に、母親の写真が飾られています。

家を出る時や帰宅したときは、その写真に手を合わせて声をかけています。
線香などはありませんが、季節の花が飾られています。

前記事で書きましたが、仏壇の継承は私にとって頭の痛い問題となっています。

www.jibun-iyashi.com
仏壇じまいを考える私としては、映画からいいヒントをもらいました。

映画のようなスペースであれば、義両親や私の両親の写真を小さな写真立てに飾り、暮らしの中で思い出すことができると思うのです。
仏壇では義両親と実家の両親を一緒にできません。

私の家、娘の家、それぞれで写真を飾って手を合わせることもできます。
映画のエンドロールが終わった最後のシーンでヒントを得ました。

家系に関係なく、自分にとって大切な人を思い出すスペースを作るっていいなぁと思うのです。

主題歌に込められた木村カエラさんの想い

主題歌「向日葵」を歌う木村カエラさんのコメントが素晴らしいです。
お時間がある方は是非YouTubeのリンク先へ ♪

今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。
向日葵の花言葉は"あなただけをみつめている"。
母親にとって子どもは太陽。
雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんなときもその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。

木村カエラの新曲「向日葵」が映画『バースデーカード』の主題歌に決定 | USENの音楽情報サイト「encore(アンコール)」より一部抜粋

主題歌はこちらから↓↓↓
www.youtube.com

木村カエラ/向日葵(映画「バースデーカード」主題歌) - YouTube

おわりに

映画を観るたびに、当たり前のように続く毎日がどれだけ大切で、かけがえのない時間なのかを再確認します。

そして、天国から届くバースデーカードのように・・・
大切な人へ言葉を残したいと思うのです。