海外ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』が大好きです。
2年かけてAmazonプライムビデオで全シリーズ観ましたが、もう一度、シーズン1から観ています。
有名すぎるドラマなので、この記事では詳しいあらすじなどは書いていません。
登場人物への想いを綴った記事です。
『THIS IS US 』を観た人にしか分からない、不親切な記事になっています。( >_< )
『THIS IS US 』を知っていても、知らなくても。興味のある方は読んでみてください。
人生はサプライズの連続。これはあなたの物語――。全米を共感と感動の渦に巻き込んだユーモアと優しさ溢れるヒューマンドラマ。予告動画がたった11日間で5,000万回再生という新記録を樹立した。驚異のTVシリーズ。
THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳、これから（シーズン1） | 20th Century Studios JPより。
注：ネタバレには気をつけていますが、ネタバレを含む部分もありますので、ご自身の判断で読んでください。
登場人物の中で一番好きなのは誰ですか？
大好きな登場人物や、わたしに近い人など。
思い浮かべたら、主人公ではない人が多くなりました｡
わたしが一番好きなのは、トビー！
クリス・サリヴァン演じる「トビー・デイモン」
一生を共にするならトビーのような人がいいと思う、わたしの理想の男性。
主人公である三つ子の唯一の女性「ケイト」の恋のお相手として登場します。
トビーはサプライズ好きで、一緒にいて楽しい人。
わたしだったら、そのサプライズであっという間に恋に落ちてしまいそう。
いつも前向きで明るいなトビーですが、実は過去に心が壊れたこともあるので、本当は繊細な人なんだと思います。
ただの面白い人ではなく、常に相手を笑顔にしようと努力しているところも好き。
全シーズンを観て、え？っと思う展開もあったけれど、一番好きな登場人物です。
凹んだときは、ドラマの中のトビーにクスッと笑うだけで、嫌なことを忘れられるくらい大好き。
一緒にいて安心できるのは、ミゲル
ジョン・ウエルタス演じる「ミゲル・リヴァス」
主人公である三つ子のお父さん、ジャックの親友です。
ドラマを最後まで観ると、ミゲルの「見守り続ける愛」の深さに胸がいっぱいになります。
理想の男性はトビーですが、老後を共に過ごすなら、そばにいるだけで安心できるミゲルのような人がいいなと思います。
わたしに似ているのは、ランダル
スターリング・K・ブラウン演じる「ランダル・ピアソン」
主役である三つ子の１人ですが、血は繋がっていなくて、白人夫婦に引き取られた黒人の養子です。（ドラマの日本語訳で黒人の養子と表現されています）
ランダルは間違いなく繊細さん。真面目で完璧主義。
わたしによく似ています。
壊れる寸前まで心に抱え込んでパニックを起こすランダルは、自分を見ている様でした｡
ランダルは心が弱いのではなく、物事を深く受け止めて頑張りすぎてしまうだけ。
ドラマでは、自分を重ねて涙が止まらなくなるシーンが多かったです。
理想の女性は、ベス
スーザン・ケレチ・ワトソン演じる「ベス・ピアソン」
誰よりもランダルを理解し、寄り添う奥さんのベス。
強くて優しいベスは、わたしの理想の女性。
強いことと優しいことって、両立が難しい。
誰に対しても平等で、相手を思いやりながら言葉を伝えるベスから学ぶことは多かったです。
深い言葉に涙が止まらない、ウィリアム
ロン・シーファス・ジョーンズ演じる「ウィリアム・ヒル」
シーズン１では、ランダルが自分を捨てた父親を見つけたところから始まります。
なんて酷い父親なんだ！と思いますが、見つけた父親はガンで余命わずかでした｡
詩人でもあるウィリアムなので、とても繊細な人です。
命の終わりが見えているウィリアムの言葉は、深く優しく心に響きます。
そんなウィリアムでも、若かりし頃は大きな失敗もしている（子どもを捨てる）し、自分に弱さに負ける（薬に溺れる）こともあったと思うと、５０代のわたしにも未熟なところがあってもいいんだと思えます。
ウィリアムのパートナーが「彼は疲れた魂が よりかかれる ひじ掛けみたいな人だ」と例えていますが、人生の終わりが見える頃には、ウィリアムのように人を癒やせる優しい人になりたいです。
輝く癒やしの笑顔は天使、ソフィー
アレクサンドラ・ブレッケンリッジ演じる「ソフィー」
三つ子の長男、ケヴィンの幼なじみであり、恋人でした｡
ソフィーの笑顔は天使のよう。
その美しさと笑顔で、ソフィーが大好きになりました。
演じているアレクサンドラ・ブレッケンリッジの新しいドラマ『ヴァージンリバー』はNetflixでシーズン4まで観ました。天使の笑顔は変わりません。
次のシーズンが待ち遠しい！
ドラマの主人公たち
こうやって書いてみると、主人公であるピアソン家の人よりも、その周りの人の方が好きなんだと気がつきましたが・・・
ピアソン家の人が負けているわけではありません。
ピアソン家の人たちの魅力も書きたいと思います。
先に紹介したランダル以外の人たちです。
父親だってひとりの人間、ジャック
マイロ・ヴィンティミリア演じる「ジャック・ピアソン」
ジャックの一番の魅力は、妻のレベッカと子どもたちを心の底から愛していること。
夫婦を長くやっていると、いいときばかりではないけれど、愛する気持ちだけは変わらないって素敵だなぁと思います。
子どもたちの父親として家族を守ろうとするジャックですが、自分に負けて思い描いていた理想の家庭が遠くなることもあります。
でも、どんなときでも、子どもたちに対して常に正直であろうとする姿こそ、子どもたちに多くのことを教えているような気がします。
相手が誰であっても、ひとりの人間として向き合うことができるのがジャックの一番の魅力。黒人の赤ちゃんを養子に迎えるなんて、なかなかできません。
シーズン１から、ジャックは生きているのか？という疑問から始まり、そうでないことが分かってからは真相が気になってドラマにはまっていきます。
ヒゲのない若い頃の超イケメンなジャックが一番好き。
子育てが大変なのは世界共通、レベッカ
マンディ・ムーア演じる「レベッカ・ピアソン」
ジャックの妻であり、三つ子の母であるレベッカ。
三つ子の子育てに奮闘する姿には、共感する場面がたくさんありました｡
特に、娘のケイトとぶつかるシーンは、わたしも２人の娘がいるのでレベッカの気持ちがよく分かりました｡
全シーズンを通して、母と娘の関係が長い年月をかけて少しずつ変わっていきます。
自分と娘達を重ねて、切なくなったり、腹が立ったり、涙が止まらなかったり。
きっとわたしも、レベッカと同じことをするなぁと思うことがたくさんありました｡
ジャックとの夫婦関係も、レベッカの気持ちに立って観ることが多かったです。
ジャックと出会った若い頃から歳を取るまでの一生を演じた、マンディ・ムーアの演技が素晴らしいです。
憎めない男、ケヴィン
ジャスティン・ハートリー演じる「ケヴィン・ピアソン」
ＴＶドラマの人気俳優から本格俳優を目指すケヴィン。トム・クルーズ似のイケメン！
『THIS IS US 』を改めて観ていますが、今回は、夫を誘って夫婦で観ています。
夫が一番好きなのがケヴィン。
わたしは真面目なランダル寄りなので、ケヴィンの「何とかなるさ！」的な考え方は羨ましいし、真似できないけど真似したい。（笑）
家族に一人、こういう人がいると振り回されそうだけれど。(^▽^;)
人として弱いところも、ダメなところもさらけ出して生きているようなケヴィンですが、家族を守ろうとする愛の深さと、本当は弱くて傷つきやすいけれど、負けない自分を目指す姿は、父親のジャック譲りかもしれません。
ケヴィンの弱いところにイライラさせられますが、誰よりも自分に正直な人で、持って生まれた愛されキャラは、どんなにやらかしても憎めない男です。
あなたはあなたでいてほしい、ケイト
クリッシー・メッツ演じる「ケイト・ピアソン」
アメリカの抱える様々な問題を描いている『THIS IS US 』で、ケイトは肥満に悩む女性を演じています。トビーと出会ったのはも、肥満の自助会でした。
年を重ねても美しい母のレベッカにコンプレックスを持ち、自分に自信が持てないケイト。
肥満であることが邪魔をして、自分の個性や素敵なところを見つけられずにいます。
ドラマを観ながら「あなたはあなたのままでいて」と願わずにはいられませんでした｡
あなたはあなたのままでいいし、ありのままの自分を好きになれなければ、先に進むことはできない。
ドラマを通して、ケイトが教えてくれました｡
おわりに
今回、自分の備忘録として「ドラマを観た人にしか分からない登場人物への想い」を書いてみました。
子どもの頃から読書感想文を書くのがの苦手だったので、長編ドラマの感想なんて書けないと思っていましたが、だらけかあさんの「個人の感想に正解も不正解もないはずだ！」という言葉がずっと心に残っていて、いくつかの下書きの中から「登場人物」の記事を選んでアップすることにしました｡
「読みたい記事がある時にアクセスしてくださるのが一番嬉しいです」と、コメントにお返事をしてくださいましたが、わたしもそれが一番嬉しい。
『THIS IS US 』を観た人にしか分からないかもしれないシリーズ、次回はシーズン１の感想から続く予定です。
この記事を・・・
ここまで読んでくださっている人がいらしたら、本当にありがとうございます。
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『THIS IS US /ディス・イズ・アス36歳、これから』はAmazonプライムビデオで観ることができます。
