さらりと断って気にしない人になりたい

わたしの苦手なことのひとつに「断る」というのがありました。

大変な仕事や、なり手のない役員を引き受けて後で後悔したり。
飲み会や会食などのお誘いを、自分一人だけ断って気まずくなるのが嫌で参加したり。
断れない雰囲気に巻き込まれてストレスを感じたり。
いろいろでしたが・・・
その苦手を簡単にカバーしてくれたのがコロナでした。
「久しぶりに集まろう!」というお誘いを断るのも「コロナだから」の一言で簡単に終わるし、コロナをきっかけに人間関係を断捨離できたこともあって「断る」ことも減ってきました。

でも、コロナが5類に変わり、世の中はまた新しく変わり始めたんですよね・・・

昨年、年賀状じまいをしました。

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年賀状じまいのお知らせを送った相手のほとんどから連絡はなく、メールが届いたのは数人でした。
そのうちの一人と何十年ぶりかに会うことになりましたが、キセキの***を学ぶ会に来ないかというお誘いがありました。(当然、会ったときまでそのお誘いは知りませんでした)

もちろんお断りしましたが、今までのわたしと違うのは、はじめに「もし、買ってもらいたいものとか、勧誘したいことがあったら最初に言ってね。時間がもったいないから」と伝えたこと。

何度かそういうお誘いで困ったことになった経験からか、誘われたときに、なんとなく第六感が働いたのです。

相手に失礼かなとは思ったけれど。
会ってさんざん昔話をした後に、そういうお話でガッカリすることの方が嫌で。
結果的に、お誘いの話が終わった後に昔話ができて、嫌な終わり方になりませんでした。(今後は会わないと思う・・・)

わたしも「断ること」ができるようになった!と、思っていたんです。
苦手を随分克服できるようになったと・・・

でも。

「まだまだ修業が必要だなぁ」と思ったのは、朝のウォーキングでちょっぴりストレスになっていることが発生したから。

ウォーキング途中の道で、偶然に会ったご老人に「おはようございます」と挨拶されたことが始まり。
会ったら必ず挨拶してくださるので、わたしも自分から挨拶をしたら、話しかけて来られるようになったのですが・・・

名前を聞かれた頃から何となく雰囲気が変わってきて。(-_-;
ご老人もわたしの行く公園でウォーキングを始められ、家族のことを聞かれたり、お孫さんの話をされたり、ちょっと時間を取られるようになりました。
ここで「急いでますので」とハッキリ伝えれば良かったんですよね・・・
ウォーキング後にお弁当を作っていると伝えることで、「忙しい」をアピールしたつもりでしたが、理解されなかったのか、コーヒーを一緒に飲まないかとお誘いがありました。(^▽^;)

もちろん「朝は忙しいので」とお断りしましたが、ストレスになってしまって、ウォーキングの道を変えるようになりました。
夫がぎっくり腰でウォーキングについて来られないタイミングも悪かった。
たくさんの人が歩いている公園ですが、ご老人が話しかけるのはわたしだけというのもストレスを感じます。

でも、できれば公園に寄りたい。
道を変えるのは最終手段にして、挨拶だけであとはスルーしようと思います。

今週のお題「苦手だったもの」

苦手だった「断る」は、随分克服できたけれど、まだまだです。
「気にしい」のわたしを手放すためにも。
「さらりと断って、断ったことを気にせず、相手のことは考えない」を目指そうと思います。