「名探偵モンク」強迫症(強迫性障害)あるある

名探偵モンクってご存じですか?

サンフランシスコ警察のモンクは、鋭い観察力と抜群の記憶力、洞察力によって事件を解決に導く伝説の刑事だったが、最愛の妻が殺害された事件をきっかけに、恐怖症、過敏症、潔癖症など38もの症状が併発し、休職することに。現在はカウンセラーのアドバイスに従い、看護師シャローナによるサポートのもと、犯罪コンサルタントとして活動しながら復職を目指している。

名探偵モンク | AXNジャパンより

エミー賞受賞、ゴールデングローブ賞のコメディ部門で賞を取っています。
シーズン1~8全て見ました。
主人公のモンクは妻を殺された心の傷を負い、強迫症(強迫性障害)を持っていますが、鋭い観察力で数々の事件を解決します。
モンクはケチで自分勝手な面がありますが、周りの人の優しい愛情に支えられています。
夫婦で休みの日に「名探偵モンク」を見るのが楽しみでしたが、全シーズン見終わって「モンク」ロスに陥っています。
Huluの契約が今日までなので、気になる場面を記事にしました。

「名探偵モンク」を見ようと思ったのは、私と同じ強迫症(強迫性障害)の持ち主だったから。モンクほど重症ではありませんが、私は中学生の頃から強迫症です。
記事にすると長くなるので追々記事にします。今日はサラっと読み流してください。

強迫症は飛行機に乗れない

名探偵モンクシーズン1第12話「完全犯罪への秒読み」

私の新婚旅行はオーストラリア、沖縄にも旅行へ行き、お金を貯めて海外両行へ行くのが夢でしたが、娘の発達凸凹が分かってから飛行機に乗れなくなりました。
飛行機は一番安全な乗り物と言われていますが、乗れないのです。
モンクも飛行機に乗れません。でも成り行きで仕方なく乗ることになったのですが、CAさんや乗客に迷惑をかけながらも、見事に殺人事件を解決します。

ポスト恐怖症

名探偵モンク・シーズン2第2話「空からの水死体」

私はポストに手紙を入れるのに何度も確認してしまいます。
モンクは、配達員が来ても、その手紙を落とさないか心配で配達員の後をついて行こうとするほど。見ていて笑えるんだけど、共感もできます。

洋服へのこだわり

名探偵モンク・シーズン4第10話「消えたスーパーモデル」

モンクの洋服はいつも決まっています。しかもワイシャツは決まった検品係8番が検査したシャツしか着ません。そのこだわりから、名推理で検品係の息子さんの無実を晴らします。

私はモンクのようにこだわりません……
仕事をしている時は、洋服は見た目重視で選んでいました。今は着心地が一番です。
ラウンドネックが仕事を辞めてから着心地が悪くて……最近は、Vネックの着心地の良さに目覚めました。でも冬は寒いのでタートルネックが好きです。

モンクはミニマリスト?

不潔恐怖症のあるモンクは家のトイレ以外は使いません。水分を取らずにトイレを我慢するほど!モンクの家はとてもきれいに片付けられています。
ミニマリストに見えますが、決まったメーカーの水や除菌ティッシュを大量に持っているのでミニマリストではないですね。

モンクは周りの人に支えられている。

周りの人々は、モンクの強迫症に振り回されながらも、常に優しく寄り添っています。
上司のストットルマイヤー警部は理想の上司。助手を務めたシャローナもナタリーも公私ともに24時間モンクを支えています。ディッシャー警部補はドジばかりだけれど、この人存在はドラマでは欠かせない癒やし。

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みんな何かを抱えてる

「みんな何かを抱えてる」という言葉は、海外ドラマ「THIS IS US 36歳、これから」の中のウィリアム・ヒルが、ドラマの中で言った大好きな言葉です。

生きていれば、人に言えない悩みも出てきます。
大なり小なり、みんな「何か」を抱えながらも一生懸命生きているのではないでしょうか。

私の「強迫症」は中学からの付き合いなので、いつの間にか生活の一部になり、治療は必要ないと思い込んでいましたが、子育てがひと段落し、自分と向き合うためにもカウンセリングに通い始めました。
この歳になって、やっと「全部ひっくるめて私なんだ」と思えるようになったんです。

でも、強迫症は悪いことばかりではありません。
「持たない暮らし」をすることで症状はとても良くなりました。
もしかしたら、自分の中の強迫症を回避するために「持たない暮らし」に変えたのかも。
私に合った心地よい暮らしを送り、身軽に生き方を求めることが心の健康の基礎と思っているので、「こうあるべき」にとらわれない暮らしをしたいです。

おわりに

私が使っている暮らしの道具や収納方法は、どこかで「強迫症」の回避に繋がっているので、今回モンクとつなげて「強迫症」を記事にしてみました。

時々、強迫症の事も記事にするかとは思いますが、興味のない方、読みたくないと思う方はスルーしていただき、興味のある記事があれば読んでもらえると嬉しいです。