「おねえさん」という言葉のパワー

娘2号とドライブがてらお買い物に行きました。
車の中で、娘2号が好きな「YOASOBI」の歌を流してくれました。
思春期に入った娘が買い物についてくる確率はぐんと減ったので、それだけで楽しい休日。

娘2号がセリアでウロウロしている間、わたしは隣のスーパーでお買い物。
レジに並んでいたら・・・
前に並んでいた親子の小さな女の子が、お父さんの手を振り払って
「これ買って~」と何故かポチ袋をせがんでいました。
お父さんは、並んでいた列から離れて、女の子に買えない事を説明して戻ってきました。
前に詰めず、戻ってこられるのを待っていましたが、お父さんは戻る時に「後ろに行かなくていいですか?」と尋ねてきました。
なんて律儀な方なんだろうと思いました。
「どうぞ、どうぞ」と言うと、お父さんは女の子を抱っこして、またわたしの前に並びました。

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抱っこされた女の子は、わたしに「ねぇ、誰だっけ?」と聞いてきました。
お父さんと話したから知り合いと思ったのかな?
わたしは何も答えずニコニコしていました。
マスクはしていましたが、目は笑っていたはず。

女の子は「わかった!〇〇ちゃんのお母さん!」と言いました。
わたしは黙ったまま。
女の子は、数人の友達のお母さんかと尋ねてきましたが、わたしはニコニコで黙ったまま。

最後に女の子が
「わかった!おねえさんだ!」って言ったんです。
つい……「嬉しい!ありがとう」って答えてしまいました。
それを聞いたお父さんは、笑いをこらえているように見えました……
そこは深く追求しないでおきます。

久しぶりに「おねえさん」って呼ばれました。
その言葉のパワー!一瞬で幸せに!
セリアから戻った娘2号にウキウキで一部始終を話すと
「どっから見ても おばさん やろ」と冷たい一言。
あ~腹が立つ中学生女子!

そう、どっからみても「おばさん」だからこそ、嬉しいんです。
せっかく女の子が言ってくれたんだから、素直に喜んでおきます。

嬉しかったことを言葉にして残すのも癒やしになりますね。
ある方の言葉で気が付いたので、寝る前に記事にしました。