一年の締めくくりに、お気に入りの本をゆっくりじっくり読み返しましてみました。 仕事を辞めて、将来に不安を抱えていた時に購入した本。 著者:大原扁理(おおはら へんり)さんの2冊目の著書で、青少年に向けて書かれた本です。イジメやLGBTについても扁理さんの経験を元に、若者たちへ送る「生きるヒント」が、押し付けなくポンっとあちこちに転がっていて、大人の私が読んでも心に響きます。 大切なのは「好きな事で生きていく」じゃなくて、「嫌なことで死なない」。 生きていく上で大切にしたいこと。幸せを感じる時間。わたしが心から信頼できる人たち。不安に支配されて、目の前のhappyを見失っていました。 本の影響もあり(P 272)思い切って新しいブログを開設して1年半。 本の最後に書かれている「承認なんていらない」「自分が楽しければいい」「なんて言われても」どうでもいい境地に少し近づけたかな。 10代~20代の青少年にも是非読んでほしい一冊です。 『あなたの人生、片付けます』(垣谷美雨:著) 小説のタイトルに心惹かれて購入しました。 こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」で、「ときめく」or「ときめかない」を基準にものをバンバンと捨て、考え方や生き方も変えてきたけれど。 ケース1 精算 片付けられない4人の、それぞれの物語。 大庭十萬里という片付け屋が「片付けのチェックシート」を元に、片付けの指導に来ます。 軽症、中程度、重症と分けられますが、4人とも重症。 基本的に掃除好きな私なので、十萬里さんのチェックシートにほとんどに当てはまりませんが、4人の中の誰と一番似ているかと尋ねられたら・・・ 館ではなく、狭小マンションに住んでいますが。(笑) 女も五十歳を過ぎたら死ぬ用意をすべきだと思います。 人生の店じまいっていうのはこういうもんやと、孫や子供に見せてやりたいと思うようになったんですわ。 来年はいよいよ50代。娘たちに人生の店じまいをかっこよく見せられるように。少しずつ用意をしていきたいと思います。 『あなたのゼイ肉、落とします』(垣谷美雨) 読むだけで、心のぜい肉はすっきり落としてくれます。 どちらの本もお勧めです♪ この本を読んで習慣になったのは、箸置きを使うこと。それまでは、ランチョンマットに直置きしていました。食事の途中で席を立つときは、まさかの「渡し箸」。(^_^;) 食事に木製トレーを使う様になって、また箸置きから離れてしまいましたが、ここ数年は、家族で箸置きを使うことが習慣づいてきました。 一人ランチはお弁当 日々の小さな習慣が自分をつくる 頑張らなくていいところまで頑張って、ガス欠になって。 子どもの手が離れて暮らしのシフトチェンジをしている今だからこそ、金子由紀子さんの他の本を読んでみたくなりました。
ソファーに座って付箋を貼って線を引いたり、お風呂の中で一気読みしたり。
どんな読み方でも。何度読んでも。心が軽くなって前を向くことができるお気に入りの本です。
*ネタバレはありません*
前向きになれる本
『年収90万円でハッピーライフ』
「年収90万円」は当時私が1人で稼いでいた金額とほぼ同じ。私一人の収入でどうやって暮らすのか知りたくなりました。
「フツー」に縛られず心豊かに「ハッピーライフ」を楽しんでいる大原さんの暮らし。仕事を辞めて凹んでいた私に、難しく考えず、自分にとって無理をしない生き方を選ぶだけでいいと教えてくれました。
年収90万円でハッピーライフより。
今が人生で一番充実している様に感じるのは、この本のおかげかも。
まだまだ「気にしい」が顔を出すけれど。読めば片付けたくなる?気持ちまでスッキリ!
『あなたの人生、片づけます』
「人生の片づけ」はまだできていない気がしていたから。
ケース2 木魚堂
ケース3 豪商の館
ケース4 きれいすぎる部屋
当の本人たちは、部屋が汚くても、モノに溢れていても、困っていないというより、困っていることにすら気付かず、それぞれの事情をモノの量と同じくらい抱え込んでいる。
「ケース3 豪商の館」の七十八歳の三枝泳子さん。
娘たちの手が離れて空の巣症候群になってしまったときがあったので、三枝英子さんの捨てられない理由や気持ちに一番共感しました。
『あなたの人生、片付けます』より。次に読むお勧めなら
身体のぜい肉はもちろん、心のぜい肉まで落としてくれる大庭小萬里という人物がダイエットの指導をするという小説。
体重は・・・ダイエットを頑張りたくなります。(´艸`*)シンプルライフの原点
暮らしのさじ加減―ていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活
小さな子どもがいる事を言い訳に、なかなか習慣づきませんでしたが、娘2号が1人で座って食事ができるようになった頃から使うようになりました。
暮らしのさじ加減ーていねいでゆっくりな自分にちょうどいい生活より。
「全部放り出してしまいたい!」という衝動に駆られながらも、ギリギリのところで踏ん張っていた頃。
この言葉は、とても優しく心に響いてくれました。今でも、わたしの心の深いところにずっと残っています。