漫画を片手に薬膳をゆる〜く楽しむ

お料理が苦手なわたしには、「薬膳」なんて私には遠い存在でしたが・・・
一冊の漫画が、暮らしの中にゆる〜く「薬膳」を取り入れる楽しさを教えてくれました。
*今年の【やりたいことリスト#39「ゆる〜く薬膳を取り入れる」達成♪

しあわせは食べて寝て待て

本屋さんの漫画コーナーで、1時間も動かない娘を待っているとき、タイトルに惹かれて思わず購入。

【 しあわせは食べて寝て待て 】

www.akitashoten.co.jp

*簡単・あらすじ*
主人公の麦巻さとこは、体の不調から会社を辞め、週4日のパート勤務。
生活の為に引っ越した団地(築45年・お家賃5万)で出会ったのは・・・
温かく寄り添う人たちと、体に優しい薬膳。
暮らしの中の小さな幸せを見つけながら、さとこ自身も少しずつ変わっていくお話。

薬膳って難しく考えなくていい

薬膳って、なんだか堅苦しくて難しそうって思い込んでいて。
興味をもつ機会がなかったけれど。
こんなに簡単でいいんだ!って、今までのイメージを覆されました。

例えば・・・
頭痛がするさとこに、大家さんが持ってきてくれた「大根」。

かじりながら大根の辛みをスーハスーハって鼻に通すの
大根はノドの炎症を和らげるから鼻のあたりにも効くのよね
そうすると頭痛いの直るから
しあわせは食べて寝て待て vol.1より。

輪切りにした大根をかじるだけ。
このマンガで一番最初に教えてくれる薬膳かも。

*喉がイガイガするなら、コンビニスイーツは「杏仁豆腐」をチョイス。
*凹んださとこに、大家さんが差し入れたおやつは「さつまいも」。

こういう自然の甘みはね
気持ちをほぐしてくれるんですって
しあわせは食べて寝て待て vol.1より

自然の甘みをおやつにして食べることが増えました。


漫画では「ミルク紅茶」わたしは「ミルクほうじ茶」

頂き物の大きな干しいもは、カリッと焼いて。

マンガから取り入れた薬膳

暮らしの中に、ハードルの低い薬膳から取り入れています。

冬によいとされる黒い食材

手軽だった黒すりごまを、この冬はよく使いました。

春菊とささ身のあえ物+ワカメのおみそ汁(昼食)

お弁当に入れる黒い食材

インゲン黒胡麻和え・ひじきの卵焼き

海苔巻き卵焼き+ご飯に塩昆布

精神を落ち着かせる「かき」

「かき」には、いらいらや不安、憂鬱を和らげる効果があるそうです。

夫と娘2号は「かき」が苦手なので、冷凍庫に入ったままだった「かき飯の素」を使って、炊くだけ簡単お昼ご飯。

鍋の中の「かき」は独り占め。
凹んだ気持ちも吹き飛ぶ し・あ・わ・せ。

関節痛に効く?「小豆」

小豆は水分代謝をよくする作用があるそうです。

大家さんが関節痛の予防?のために毎朝小豆粥を食べていると知り、主人公も食べ始めた小豆粥。

わたしは「甘さ控えめ・ぜんざい」をこの冬のおやつにしました。

【しあわせは食べて寝て待て】の魅力

お金がなくても、日々を楽しむヒント

主人公のさとこは週4パート勤務なので、経済的にはギリギリです。

旅行なんてお金がかかる・・・と思うけれど。
あぁ、こういう楽しみ方でいいんだよねって思える。

映えなくても。お金がなくても。
楽しいことは日常にたくさん転がっている♪

心に響く言葉

さとこは繊細さん気質ではないかと思います。←わたしの勝手な推測。

私はやっと自分を大切にできるように
なったんだと思おう
しあわせは食べて寝て待て vol.3より。

だからネガティブなことばの後ろにこう付け足すの
「なーんて嘘だけど」とかさ
しあわせは食べて寝て待て vol.2 より。

心に響いた場面を集めた記事を書きたいくらい。
読みながら、時々泣けちゃう。

疲れている人にお勧めしたい

体や心が疲れているとき、手に取って欲しい漫画です。

読むだけで癒やされて。
心がじんわりと温かくなります。

巻末のレシピやお家時間の楽しみ方もお勧めです♪